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わ~い!来春の刊行予定、パスタの本の撮影が終了しました。
普段は昔ながらの「イタリアのイタリアン」なわたくしですが、今回はちょっと違う、これ以上言えないけど、13年のパリ生活を経た、「ノア流」パスタをお目にかけることが、出来ればいいな。

 で、打ち上げは撮影でちょこっと残った材料、冷凍庫に買い置きしておいたもの、に普通のお米でパエリアです。
 
 スペインでもパエリアの本場中の本場、バレンシアの料理教室でパエリアを習ったのが自慢ですが、その時に教わったことは

 「パエリア=専用の鉄の浅なべ」を使わなきゃパエリアと呼べない。その他の鍋ならアロス(米)料理
 やたらといろいろな具を入れない、特に海のもの、山のものを混ぜない

 他にも、あったけど覚えているのは、この二つ。
で、今回のパエリアはまるで「闇なべ」みたいに、いろんな具が入っているので、パエリア鍋を使っただけの半分合格の一品となりました。

 でもね、それが、とっても美味しいとスタッフの皆様に好評で、鍋をふたつ分作ったのが、ほとんど間食(4人前×2を6人で食べたわけ)
 ライターのSさんから頂いた瀬戸内海、豊島産のまだ青いレモンをたっぷりと絞りかけると、さらに食欲が増します。

 あ、思い出しました、本場で習った、もうひとつのコツ。
 パエリア、というとサフランで色と香りをつけますが、さらにパプリカパウダーをたっぷりと加えるとコクが増します。
 これ、意外とみなさんご存じないかも、なので、お試しくださいね。

 久しぶりの単行本の撮影終了が嬉しくてシャンパンまで飲んじゃった。
 ワインも含めて、これまた6人で3本!

 パエリアは本格的じゃなくても、鍋さえあれば気分がでる、嬉しい料理。
要は「洋風たきこみご飯」と思って自由に作っちゃう、のもアリかな、と思っています。

 今回のパスタの本も「のびのびレシピ」でございます。