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シャンパーニュを頼んで、そう今日は、わたくしの65歳のバースデー。なんと!高齢者の仲間入りをしてしまいました。
 
今年のパリは11月から交通ストライキで、マルシェの牡蠣を買えず、2月にまたパリに来てみたら、すぐにコロナでマルシェは閉鎖。
多い年には1シーズンに500個も、牡蠣を開けては食べ、開けては食べ、を16年も続けてる牡蠣好きとしては、辛いシーズンでした。

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というわけで、誕生日の食事は、絶対に牡蠣食べたい!と夫にリクエスト。
 パリで夏でも新鮮な牡蠣を供するレストランは少ないけれど、そのなかでも穴場なのはこの店です。
我が家はパリの西の端なんで、メトロで3駅先のこの店は正確にいうとパリの市内ではありません。ちょっと洒落た新興住宅街のスノッブな店って感じかしら。
バリ市内中心の有名な魚料理専門店「Dôme」 から言うと2/3位の価格で、少なくとも牡蠣のクォリティは負けない!小さな公園に隣接しているのが、気持ち良いし。
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1ダースの牡蠣は、半分は有名なブランド、ジラルドー、残りはいつものスペシャル種、の食べ比べ。
レモンとエシャレット入り赤ワインビネガーの食べ比べも。

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いつまでも「胃袋は20代」のつもりでしたが、添えられた黒パンとバターも食べ過ぎて、牡蠣の後はマテ貝と鯛のセビチェで軽く。デザートもアイスだけ。
 パリに暮らし始めてから、急速に大きくなった胃袋も、さすがに高齢者の年齢になり、普通サイズになったかしら。
その割に、体型はどんどん成長してるのですけれど…。

さわやかな、ヨーロッパの夏らしい快晴の午後、久しぶりの牡蠣を堪能して、良い誕生日になりました。
両親に、産んでくれてありがとう!と、もう一度言いたいです。
夫には、いつまでも、こうしてお祝いしてね、とお願いします。