これ、わが家の自称「本格、アルザス風シュークルート」の仕上がり直前。
すでに、本来のシュークルート=細切りキャベツを発酵させた少し酸っぱくなったヤツの姿がほとんど見えませんが、この上に、温めるだけの柔らかめのソーセージをプラスするの。
シュークルート、ドイツではザワークラウトと呼び、わたくしは食べたことが無いのだけど、けっこうキャベツ中心で甘酸っぱいらしいです。
一方、フランスでの本場アルザス地方では、少なくとも首都ストラスブールのレストランでは、どこでも、こんな感じの肉盛り状態が当たり前。
肉だけじゃなく、シュークルート、キャベツも大盛りで、1人前をふたりで一生懸命食べても残る大盛りもデフォルトのようでした。
ホンモノのシュークルートは塩辛くて酸っぱい漬け物を、すこし水につけて、それからじっくり煮込むのですが、わたくしは、お気に入りの総菜屋で煮てあるのを買うだけ、の手抜き派。
この店のはちょうど良い、薄めの味に仕上げてあるので、そこにタマネギを炒めたのとリンゴを加えてコクと軽い甘酸っぱさをプラス。
豚の膝肉の塩漬け(ジャンボノーと呼ばれます)も塩出しして茹でてあるのを、丸ごとじゃ絶対食べ切れなから、小さめの半分、厚切りベーコン、スモークソーセージ、やわらかいソーセージ、それに冷凍しておいた肉団子を加えると、肉盛りのできあがりになります。
わきにはジャガイモを茹でたのも添えて。
さらに、ひと手間かける時はゆであがったジャガイモをつぶして、片栗粉を少々加えて練ってから丸めて、フライパンで焼き付けた、そう、北海道の「いも餅」と同じですね。このジャガイモのお団子を添えるともっと、もっと美味しいのだけど…。
キャベツ漬けも北海道の名物ですし、ジャガイモも。北の国の料理は共通しています。
北海道なら、肉盛りならぬ「鮭盛り」はいかがでしょうか