肉料理だけじゃなくパリの魚料理も紹介して下さい。とコメントを頂いたので…。
このあいだ作った舌びらめのムニエルをご紹介。
パリの定番料理が美味しい系のブラッスリーやレストランでは、この料理「ソールムニエル」は一年中メニューにありますが、かなりの高級料理。
以前のアパートは今より少し高級住宅地で、そこのブラッスリーだと肉料理などよりダントツにお高く、43ユーロ! 日替わり定食より高い!
去年の11月に夫と行った有名なブラスリーでも巨大な舌びらめで、ものすごいお値段でした。
というわけで、外食の時にはなかなかオーダーできない料理なので、食べたくなったら自宅で作ります。
魚屋で皮をぐるっとむいて(と頼むと、自動的?に内臓もとりのぞいてくれる)、あとは塩胡椒、小麦粉をまぶして焼くだけですから、簡単は簡単。
塩胡椒する前に、一応水洗いして、ペーパータオルで水気を拭いた方が安心ですね。
フライパンにサラダオイルを熱して両面焼いたら、取り出す。
フライパンをペーパータオルできれいにする。
大量のバターを溶かしたところにレモン汁とパセリのみじん切りを加えてソースにする。
と、実にシンプルな作り方なんですが、わたくしの目指すところはキレイに焼き目がほどよく付いたひらめがバターソースのなかで水浴び、というか泳いでいる感じ。
この仕上がりにするには、かなり、思い切って大量のバターを使わなくてはなりません。
ものすごくバター好き、高カロリー愛好家のわたくしでも、こればなかなか実現しない。どうしても思いっきり大量のバター、というのが出来ません。
日本と違い、フランスでは例の有名なエ〇レバターだって250グラムが500円、もう少し安くて美味しいバターもあるのだから、勇気を出して、と思うのですけどね。
今回も、結局バターの水たまりが少々、な仕上がりになりました。
あなたもバターの海で泳ぎたい、でしょう?