nomura
ブログの更新がすすまないのは「保護猫がなつかないから」だと。
可愛いけど、あいかわらずババは嫌われっぱなし。せめて、お気に入りの例のスティックになっているちゅーる、とブラッシング~長毛猫なので、お手入れ必要なのは自分でも理解しているらしい~に励み、なるべく近すぎないけれど、一緒の部屋で静かにしようとしているんですけどね。

の話は置いておき、今日は朝昼いっしょ(ブランチとか呼ぶとお洒落すぎるので恥)の食事に、うすい豆の炊き込みご飯を作りました。うすい豆って、おいしいおいしいグリーンピースでして、皮が薄くて甘みが強いの。

 夫はこのグリーンピースの炊き込みご飯が大好き。塩、酒、昆布で炊きあげる、炊き込みご飯の中では異例?の白い仕上がりです。あ、醤油味の鳥ゴボウごはんも好きですが…。

 よく、料理のコツとして、豆のさやをまず煮出して、それと昆布でお出しをを取っておく。豆は別に茹でて、しわが寄らないように、そして青々とした色を生かすために、ご飯が炊きあがったところで混ぜ合わせる、とか書いてありますが、わたくしは、そんなことしません!キリッ。

 長年、料理の作り方を「あ~だ、こ~だ」としてきた結論として、家庭のごはんは料理屋さんとは違うと思うのです。
 豆の香りを生かすためには、豆は最初っから一緒に炊きあげる。材料のグリーンピースはなるべく良いモノを選んで、たっぷりと使用することで、ごはんには十分に香りがつきます。
 そして、炊きたてが食べられるよう、食事の時間に合わせて炊けば、そんなに色があせることもないはず。

ね、ずっとシンプルじゃありませんか?

更に言えば、以前はご飯専用の土鍋を使用していましたが、ここのところは鋳物ホーローの厚手のご飯鍋を愛用しています。
メーカーのおすすめでは、最初蓋を開けて、沸騰したら…などと「おいしいご飯の炊き方」が説明されていますが、わが家のガスコンロの「ごはんモード」でもちゃんと上手に炊きあがります。
ウチの場合、ご飯は毎日炊くわけでは無いけれど、この鍋はその他の煮物にも気軽に使えて、洗いやすい分、用途も広い。

普通の土鍋の場合、ヒビがはいらないように使い始めの「目止め」だけでなく、ずっと使い方に注意しなければならない上、ご飯を炊くときには、蓋の蒸気抜き穴をふさいだ方が良いので、割り箸を突っ込んでおくとか、微妙にカッコ悪いい、コツが必要なのがねぇ。
お客様に鯛飯をお出しする時とかには、ステキなんですけど…。

この「アンチ料亭のコツ」な考え方は、他の料理にも沢山あり、和食でも、手を抜きすぎず、不要な手間はかけない「ノア流」の作り方をしています。
猫が懐くまでは、今回少々長逗留が予想される東京ステイ、そんなことも書いていきたいです。
更新サクサクになったら、猫がなれてきた、と思って下さいね