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開店以来、たった半年でミシュランの星を獲得、で話題のレストランL'Archesteでディナーしました。

 普段は、そんな贅沢なことはしないし、まず早寝早起きなので、パリのレストランで夕食するのは時間がキツイ(早くても20時、普通のパリジャン達は21時ころからがレストラン常識=終わると深夜) のですが、今回は特別。

 塩田家の「お金問題」を全部お任せして、45年以上もお世話になっているK先生夫妻がパリにいらしてくださったので、レストランディナーにお招きしたのです。
 十年以上もお付き合いのある伊藤シェフ、この自信あふれる表情、まさに仕事盛り、美味しいモノ作るぞ、が写真でもお分かりになると思います。

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ご夫妻とも80歳を過ぎていらっしゃるけれど、マダムは素晴らしい和服姿でした。

ディナーはかなりの皿数なので、盛り付けを少な目に、とお願いしましたが、あまりの美味しさにお二人とも完食!

 食前のおつまみでシャンペンから始まり、前菜4種、魚(フォアグラが敷いてあって驚き。魚とフォアグラの組み合わせも、微妙に色が近いソースが2種類とか、他の皿も素材の組み合わせがオリジナルで素晴らしい)、肉
 チーズにデザートまで、もちろんワインも赤白…。

 全部の料理をご紹介するほど、インスタ写真が得意じゃないので、肉料理だけ。
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仔牛肉の塊をローストして、香りの良い木をいぶして軽くスモーク風味を付けたもの。切り分ける前に客席にご披露。
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控えめ、な筈でも日本だったらボリューミーな盛り付けでした…。仔牛の肉の微妙なレアっぽい火の通し方、そして脂身の甘いこと!

 日本から到着して3日目、まだ時差もあるはずのご夫妻のパワーと料理のパワーに圧倒される夕食でした。
 
 マダムのひとこと「帯を締めてなかったら、もっと食べられたのに~」には、参りました、って感じ。

 夫と二人、将来はあんな夫婦になって、パリを楽しみたいね、と自分たちの80歳の目標が出来ました。