猛暑の東京、さらにフランスから帰国して2週間の自宅隔離生活中でございます。
こんな時こそ、楽で可愛い服で過ごしたいと思いますよね。
そこで、、今日作ったのが、このサマードレスというか、アッパッパ。
SNSで繋がっている友人、MNさんのサイトで、こんな本を発見。彼女は主婦の友社の敏腕編集者、この本も大ヒットしているそうです。
アッパッパは昭和のお母さんの真夏の日常着で、さすがに浴衣も暑い季節の普段着として、誰でも着ていた簡易服。
夫も、母親のアッパッパ姿を覚えてるし、わたくしの祖母も母も、もちろん。
その、あんまりオシャレとは思えないアッパッパをあえてフューチャーした、MNさんの編集者魂も、アッパッパと言いながら、素敵なサマードレスを誰にでも作れるようにした著者のquoiquoi (クワクワ、フラン語で何?何?の意味)さんの技もすごいわ〜。
パリにいる時から、絶対に作ろうと思って、サクレクール寺院近くの布屋街まで出かけて選んだのは、プロヴァンス風のセミ柄のコットン、肌触りもさっぱりした感じ。色は大人っぽくグレーにしました。
この間から縫っていたモンペは型紙要らずでしたが、こちらは付属の実物大型紙を薄紙に写しとって、型紙を作るところから…。サイズは、3種あって、おデブなわたくしにも大丈夫なのがありがたい。
慣れていないので、型紙を作るのに、手間取り、たっぷり用意した生地を裁断したら、汗びっしょり。
型紙は、古いカレンダーの紙を使用。もう少し薄い紙が良かった。
夕方でしたので、食事の支度もあるから、初日はギブアップ。
今日はランチを早めに済ませて、13時過ぎから作業開始。
大きめサイズで長めの仕上がりとなるとスカートに使う布が巨大で、扱いに困った不器用人。
ミシンでギャザー!おっかなびっくりでした。
このギャザーの作業には、かなり手こずったにもかかわらず、2時間もかからず完成。
普通の方なら裁断とか入れても、この時間でしょう。
浴衣を着ていたお母さんが着る服ですから、長めの丈が、アッパッパの基本。
どこも締め付ける場所がない、着心地最高で、いくらでも食べられそうなのは、少し問題かな?
皆さんも、なるべく出かけない、コロナも心配な酷暑のおウチ生活。
お気に入りの布をで普段着を縫ってみる、というのはいかがですか?