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 あ、もちろん毎日こんな頑張り料理ばっかりじゃ、ありませんが、基本わが家は土曜日がごちそう日です。

 3年ほど前に引っ越したんですが、以前の住まい(現在はそこから地下鉄で10分南下)から歩いて行けるマルシェが素晴らしい。超有名レストランのシェフたちが野菜、魚など飼っている姿や、テレビや映画で見かける俳優さんも珍しくない。

 お値段は少し高めですが、良い品ぞろえです。マルシェの開催日は水曜日と土曜日だけど、この辺の方は平日は自宅でご飯作らない???のか水曜日は店も商品も少な目で寂しい。

で、土曜日が「ごちそうの日」なのは、そんなわけでございます。

冬の間の前菜はとにかく牡蠣!毎週毎週飽きることなく、牡蠣の殻開けに励んでおります。味付けもいらず、殻を開けてレモンを添えるだけで、おいしいのですから、ある意味手抜きなごちそう。

 レストランではお値段が気になる殻付き牡蠣も、土曜日にマルシェに出る生産者の店なら、ひとり6個くらい、なんてことなく買えます。

 前菜の話で最初の写真が何?になりました。
 わたくし=料理研究家と言いつつ限りなく主婦 としては、それなりに手間をかけて作ったメイン料理は鴨の赤ワインソース。ブレット(日本ではフダンソウ)を添えて

 土曜日のマルシェの肉屋でも季節にはジビエの品ぞろえがすごい肉屋で小さ目の合鴨を1羽。9.5ユーロ=1100円くらいですから、驚きの安さ。しかも、お願いすると、きれいに下ごしらえもしてくれます。

 せっかくのカモなら丸焼き??ではなく、骨付きのモモ肉、胸肉にし、ガラと首などは一口大に切ってもらいます。
 鶏肉の料理と同様、胸肉はやわらかいけど、火を通しすぎるとパサパサ、そして腿肉は生焼けじゃおいしくない。

 最初の写真のように、腿肉はオーブンでしっかり、胸肉はフライパンでやわらかく焼きます。
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オーブンではガラと香味野菜もしっかりこんがり焼いて、これを煮出して、ワインソースに。

 そう、技術はいらないけど、少々面倒くさい料理ですね~。だから、せいぜい1週間に一度だけのごちそうメニューなんです。
 おいしいものは毎日食べたい、けど自分で作るとそうもいかない、のが経済的にもカロリー的にもイイのでしょうね。