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とろりんと溶けたチーズをジャガイモにかけて、食べる。
美味しいのは保証付きですね。
で、特にこの季節、スーパーでもラクレットチーズが売られています。写真の小さなフライパンみたいなので、溶かすのが家庭の定番で、なんと市販品のほとんどはこの鍋のサイズに合わせて四角くカットしてあるの。
 ほんとのホンモノは巨大な丸形のチーズを半分に切り、その切り口を暖炉の熱にあて、溶けてきたところを掬い取ってジャガイモにON!
 
 どうも、たいていのフランス人の家庭にはラクレット用の道具がそろっているらしい。
 日本のお買い物サイトでも売っているので検索していただくと分かりやすいのですが…。
(フランス家庭の標準はフライパン6個か8個入る丸形。日本で売っているのは我が家で使っているのと同じ極小サイズの二人用の長方形。フランス人にはオモチャか!らしい)

 ホットプレート二段式、みたいになっていて、上の段の下側に電熱ヒータが付いています。で、この小さいフライパンを下の段に並べて、上からの熱でチーズを溶かすわけ。

 上の段の表面ももちろん熱くなるので、ソーセージを焼いたり、シーフードを焼いたりして、チーズとともに楽しむのが、家庭のラクレットパーティーの定番です。

冬場のチーズといえば、木製のパッケージに入ったまま、ワインがリキュールをちょっとかけてオーブンで焼く、モンドールチーズも定番ですが、パリだと8ユーロとかで買える物が、なんと東京では4000円もする!

 いずれにしても、溶けたとろりん、なチーズはみんな美味しいので、スーパーで買えるカマンベールチーズでも使ってラクレット風に食べれば、ほとんど問題なし。
 おすすめは、どうも100均で売っている、四角いスキレット。これにチーズを入れて魚焼きグリルで溶かす。
 形もかわいいし、冷めにくいし、いいことばかり。

 このスキレットはグリルで二つ調理できるので、とっても便利に使っているおすすめキッチン道具です。
 パリのキッチンには当然、魚焼きグリルが付いていないので、東京に置いてきちゃった。写真がなくてすみません。