塩田ノア 「ノア流」パリ生活東京ライフ

paris 東京 往復生活 で忙しい!

昔のブログ http://michawhitecat.cocolog-nifty.com Parisアトリエの話がいっぱい

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 あ、もちろん毎日こんな頑張り料理ばっかりじゃ、ありませんが、基本わが家は土曜日がごちそう日です。

 3年ほど前に引っ越したんですが、以前の住まい(現在はそこから地下鉄で10分南下)から歩いて行けるマルシェが素晴らしい。超有名レストランのシェフたちが野菜、魚など飼っている姿や、テレビや映画で見かける俳優さんも珍しくない。

 お値段は少し高めですが、良い品ぞろえです。マルシェの開催日は水曜日と土曜日だけど、この辺の方は平日は自宅でご飯作らない???のか水曜日は店も商品も少な目で寂しい。

で、土曜日が「ごちそうの日」なのは、そんなわけでございます。

冬の間の前菜はとにかく牡蠣!毎週毎週飽きることなく、牡蠣の殻開けに励んでおります。味付けもいらず、殻を開けてレモンを添えるだけで、おいしいのですから、ある意味手抜きなごちそう。

 レストランではお値段が気になる殻付き牡蠣も、土曜日にマルシェに出る生産者の店なら、ひとり6個くらい、なんてことなく買えます。

 前菜の話で最初の写真が何?になりました。
 わたくし=料理研究家と言いつつ限りなく主婦 としては、それなりに手間をかけて作ったメイン料理は鴨の赤ワインソース。ブレット(日本ではフダンソウ)を添えて

 土曜日のマルシェの肉屋でも季節にはジビエの品ぞろえがすごい肉屋で小さ目の合鴨を1羽。9.5ユーロ=1100円くらいですから、驚きの安さ。しかも、お願いすると、きれいに下ごしらえもしてくれます。

 せっかくのカモなら丸焼き??ではなく、骨付きのモモ肉、胸肉にし、ガラと首などは一口大に切ってもらいます。
 鶏肉の料理と同様、胸肉はやわらかいけど、火を通しすぎるとパサパサ、そして腿肉は生焼けじゃおいしくない。

 最初の写真のように、腿肉はオーブンでしっかり、胸肉はフライパンでやわらかく焼きます。
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オーブンではガラと香味野菜もしっかりこんがり焼いて、これを煮出して、ワインソースに。

 そう、技術はいらないけど、少々面倒くさい料理ですね~。だから、せいぜい1週間に一度だけのごちそうメニューなんです。
 おいしいものは毎日食べたい、けど自分で作るとそうもいかない、のが経済的にもカロリー的にもイイのでしょうね。

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 見てください、この厚切り牛タン煮込み!直径14センチのココットにギリギリサイズで、厚みは3センチ越え、でしょうか。
 ピクルス入り(酸味が効いてる)のトマトソースに柔らかく、柔らかくなった牛タンがドカ~ン。

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 パリの空港で荷物を取る際に突き指みたいになって、痛い!というわけで、外ランチしております。
 左にあるのはオリーブオイルで和えたパスタ。写真では少なく見えますが、この皿、中央がかなり深くなっている、一時高級レストランではやったUFOみたいな形=どうみても100グラム分の平たいパスタ、リングイーネが付け合わせです。
 しばらく東京で和食を楽しみましたので、パリにもどったらビストロ料理が食べたいのです。
 近所の店(そのへんの人が昼ごはん食べる、フツーのビストロ)でのランチです。

 久しぶりに「パリめし」のボリュームを思い出しましたわ。

 4月下旬に発売になる、わたくしの新刊も、パリで(胃袋が)覚えたボリューミーなパスタ料理がテーマ!
 よろしくお願いします。


 と、宣伝もしながら、翌日のランチは、少し下町のほうに用事があったので、庶民的なモロッコ料理の店へ(指はまだまだ痛いのです…)
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 わたくしの携帯はこの間も知り合いに「骨董品」と言われた古いもので、ひどい写真になってますね。
 モロッコ料理といえば、クスクスのランチ。
 まず、運ばれてきたのは、ラーメンどんぶりサイズの器に山盛りのクスクス(レーズン入り、きめ細かくサラサラに蒸してある) とゴロゴロ野菜のスープ。
 玉子大より少し小さ目?のサイズで、ニンジン、玉ねぎ、ズッキーニ、カブ、フィノッキオが。
 目の前に置かれた皿に、好きなだけクスクスをとって、野菜とスープをかけ、左に見える辛いハリッサ(豆板醤っぽい)を好きなだけ入れて、辛みを調整して食べます。
どう見ても4人分の量だと、思いましたが、隣のテーブルの素敵系カップルは、クスクスも山盛り、スープもお代わり(自由みたい)してました。スゴイ

 基本的には外食の値段が高いパリでは、フランス料理だと10ユーロ(1200円)以下のランチは、スーパーでお弁当みたいになってる総菜を買ってレンジで温める、とかサンドイッチとソフトドリンク、とかじゃないと不可能、といってよいです。
 安いランチだと、どうしてもエスニック、中華料理になりますが、それにしても、このモロッコ料理店のクスクスランチはなんと8.9ユーロです。
 ま、野菜スープかけごはん、だから??
  いえいえ、ちゃんとオカズも選べるんです。
 牛肉(どんなのか不明)、羊肉のソーセージ、鶏もも肉、鶏の串焼き のうちで好みのものを一品。
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 わたくしが選んだのはチキンの串焼き。
 これまた、かなりなサイズで、日本のスーパーで売ってるジャンボ焼き鳥より一回り以上大きいのが2本。
 4月11日にNHK のEテレに出演するんですが、その時のテーマが鶏むね肉。
 鶏むね肉をパサつかず、やわらかく食べるコツをお話します。

 のテクニックを使った???な柔らかい鶏むね肉の串焼き、適当にスパイスも効いていて、これは美味しかったです。

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そして、デザートは甘い甘いモロッコのお菓子が三個。ま、これは親指2本分のサイズですが、はちみつの甘さ、そして揚げてあるし、ナッツもたっぷりだから、1個で、和菓子2個分の実質がありそう。

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と、これまた砂糖たっぷり、ミントの葉もたっぷりなミントティーがポットでサービスされまして。
強烈なお菓子の甘さを、甘いお茶で消す???なんて、わけなく血糖値Max、なのは、本来厳しい気候の国なんでしょうね、モロッコって、ということです。
 さっきも書いた隣のカップルはこのミントティーもポットでおかわり、ず~っとしゃべってる。


ここのところ、東京ステイが増えて、あらためて「パリ庶民の食パワー」を実感したのでした。
13年も住んでて、すこしパリの食べ物に驚きが無くなっていたかもしれません。

 おしゃれな雑誌やネットには載らない、お値ごろランチのご紹介です。

 

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 東京にいるとブログの更新が全然できない!なんだか時間の流れが早くて一日があっという間に終わってしまいます。
 わたくしの周囲には八面六臂のご活躍、の女性がたくさんいらっしゃるのに、自分が恥ずかしいです。

 で、次回の東京アトリエの日程をお知らせいたします。
5月16日火曜日から27日土曜日を予定しております。
 いつもの通り、4人のグループでお申し込みください。
 先日ご紹介したラム肉のソースとマッケローニアラキターラ、というパスタを中心に、前菜、デザート、ワインを楽しんでいただきます。
 といっても、2品は皆様ご自身にお作りいただきます、のもいつもと同様。
 
 皆様のお越しをお待ちしています。

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